2001年10月アーカイブ

山口蓬春記念館10周年特別展
昭和日本画壇のモダニスト
開催期間:2001年10月6日~10月14日
この展覧会は終了しました。

山口蓬春(1893-1971)は、昭和日本画壇において新しい日本画の可能性を模索し続け、日本画の進むべきひとつの方向を示した画家です。蓬春は伝統的な技法を基盤に、西欧の近代絵画を取り込みながら、日本画の技法をもって表現しうる可能性の大きさを示しました。
やがて蓬春モダニズムと形容される世界を創り出した蓬春は、後進の日本画家にとって大きな指標となり、昭和40年には文化勲章を受章します。
今年は葉山の蓬春自宅跡に、(財)JR東海生涯学習財団により山口蓬春記念館が開館して10年となります。本展はこれを記念し、全国の美術館・所蔵家から集めた蓬春の絵画を、ゆかりの画家たち(浦田正夫、加藤東一、大山忠作、佐藤圀夫、高山辰雄)の作品を加えて紹介し、昭和日本画壇における蓬春芸術の展開とその系譜を再確認しようとするものです。
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